ふと手に入った、急な休日。 普段なら「溜まった家事を片付けなきゃ」と考えてしまうところですが、
「今の私には、非日常が必要だ」
と思い立って、行き先も決めぬまま、私は仙台行きの切符と、取り急ぎ宿だけを取りました。
テーマは「何も考えない贅沢」。
歴史と杜の都で、自分を整えるノープランひとり旅の記録です。
Day1
11:30 仙台駅到着

前日までの激務の疲れを引きずっていたので、無理に早起きはしませんでした。
9:30東京発の新幹線に乗り込み、約2時間の移動時間は、好きな音楽を聴きながら車窓から流れる景色を眺めるリラックスタイム。
仙台駅の賑わいに「来たんだな」と背中を押され、少しずつ仕事モードのスイッチがオフになっていくのを感じます。
12:00 「閣」の牛タンランチに舌鼓
仙台に来たからには、やはり牛タンは外せません。
仙台駅に着いてからGoogle mapsを検索して、向かったのは「牛たん料理 閣」。

カウンター席でいただいたのは「牛たんハーフカレーセット」。


運ばれてきた牛タンの厚みに驚きつつ、一口。 ……分厚いのに驚くほど柔らかい。
噛むほどに広がる旨味は、疲れた体に染み渡る極上のプロテインです(笑)。
美味しいものを食べることは、一番の美容液ですよね。
カレーの方もごろっとした牛肉が入っていて美味しかったのですが、やっぱり一番の衝撃は牛タン。
これが本場の牛タンなんですね。ごちそうさまでした。
ちなみに12:00ちょっと前に着いたからか、待たずに入れましたが、食べ終わってお店を出たら行列になっていました。
12:40 靴を脱ぐ解放感|「御宿 野乃仙台」
今回のお宿は、ドーミーイン系列の和風プレミアムホテル「御宿 野乃仙台」。

ビジネス街にありながら、一歩足を踏み入れればそこは別世界。
全館畳敷きという設えが、ヒールで酷使した足裏に優しく、歩くたびに心が緩んでいきます。
チェックインは15時からなので、その前に荷物を預け、身軽になって再び街へ。
13:30 アートな建築で、感性を磨くティータイム|せんだいメディアテーク
定禅寺通りの並木道を歩いていると、ガラス張りの美しい建築が目に留まりました。

「せんだいメディアテーク」という 図書館やギャラリーが入る複合施設ですが、建物自体がひとつのアートのようです。


1階のカフェで、バスクチーズケーキと紅茶をオーダー。 高い天井、差し込む自然光、洗練された空間。
ただボーッとするだけの時間ですが、美しい空間に身を置くことで、少しずつ自分の感性がクリアになっていく気がします。


併設のショップにはセンスの良い雑貨も多く、見ているだけで心の保養になりました。
小物や、マグカップ・南部鉄瓶なんかも売っているので、旅行のお土産にもおすすめです。
14:00 杜の都のパワーを浴びに|櫻岡大神宮→仙台城跡→瑞鳳殿
その後、仙台城跡へ向かう道中、「櫻岡大神宮」へ。
仙台に来させていただいたことへの感謝と、旅の無事を祈っておまいりをさせていただきました。

仙台城跡はとても広くて、上り坂が急なのと、なんだか熊が出てきそうな気がして(笑)
本丸跡まで行くのは断念。

仙台城跡には「仙台市博物館」があるのですが、そこのレストランとショップも素敵だったので
もし次回仙台城をリベンジする機会があればそちらでご飯をいただいてみたいところです。
(今回は牛タンランチとせんだいメディアテークでのお茶で満足だったので断念しました)
そこからさらに伊達政宗公の霊廟である「瑞鳳殿」へ。


境内は凛とした空気が漂っていて、背筋が伸びるようでした。
そして建物の装飾が色鮮やかなこと。
境内の入り口付近にはなぜか「鹿児島県人の墓」というのがあり、仙台でなぜ鹿児島?と思ったのですが
どうやら西南戦争に敗れた西郷軍の一部が宮城の監獄に送られた際、自ら宮城県内の開発を名乗り出て、活躍されたのだそうです。その方々の一部がここに眠っているのだとか。
当時なにが良かったのか、なにが正しかったのかはわかりませんが、色々なことがあって、結果的に今の日本につながっているんだなぁと歴史に想いを馳せつつ、宿に帰りました。
18:00 心も体も満たされるイタリアンとイルミネーション
しばらくお部屋で休憩して、再度、夜の定禅寺通りへ繰り出します。

ちょうどクリスマスシーズンだったので、ホリデーマーケットをやっていました。
ふらりと入ったのは、定山渓通り沿いにある「Taverna il FOIRE」というイタリアンレストラン。
予約なしで行ったのですがカウンター席に通していただけました。

生ハムをアテにハイボールを飲みつつ、パスタを注文。


食後にサービスでアイスとコーヒーをいただけました。
そうこうしているうちに、イルミネーションの点灯時刻に。
美味しい食事にお腹も心も満たされ外に出ると、キラキラのイルミネーションが待っていました。

仙台名物、光のページェント。
2025年は12/5〜12/28の24日間だったそうです。
仙台の夜は、最後の最後まで美しく、心も体もエネルギーチャージができました。
19:30 温泉とお部屋での美容タイム
「御宿 野乃仙台」に戻ったら、温泉に入って、お部屋でパック。

旅行に行く時は、何かしらパック(フェイスマスク)を持って行きます。
今回は、以前シンガポールで買った「ヒマラヤ」というインドコスメのパックを。
素晴らしかったシンガポール旅行の情景を思い出しつつ、お花の香りに癒されます。

Day2
今回の旅のテーマは「何も考えない贅沢」。
昨日は直感に従うままにあちこち散策したので、翌朝はチェックアウトギリギリまでホテルステイを満喫。
ホテル自慢の朝食と温泉に、朝から満たされました。
11:00 伝統とモダンが出会う「東北スタンダードマーケット」
最後までホテルで贅沢な時間を過ごした後は、仙台パルコへ。
お目当ては地下1階の「東北スタンダードマーケット」。
ここには、東北の伝統工芸品がモダンな感性でセレクトされています。
長く愛用できそうな器や雑貨たち。ただ「モノ」を買うのではなく、作り手の想いや背景にある「物語」も一緒に持ち帰る…そんなことを考えながらお買い物を楽しみました。

12:30 胃を休める、優しさという選択|謝朋殿粥餐庁
昨日から美味しいものを堪能しすぎたので、敢えてランチは自分の身体の声を聞いて仙台駅ビル(S-PAL仙台)の「謝朋殿 粥餐庁」でお粥をチョイス。
優しく染み渡るお粥にほっと息をつき、帰路へつきました。

おまけ 旅の余韻を自宅へ|喜久水庵「喜久福」

自分へのお土産は、定番ですがやっぱり外せない喜久水庵の生クリーム大福「喜久福」。
帰宅後、丁寧にドリップしたコーヒーと共に。 口の中に広がる甘さと、楽しかった旅の記憶。
また明日から頑張ろう……そう自然と思えたことが、今回の旅の一番の収穫かもしれません。
《参考》今回の旅にかかった費用:計50,729円
| 新幹線(往復) | 21,900円 |
| 宿泊代(御宿 野乃仙台) | 18,450円 |
| 牛タンランチ | 2,750円 |
| カフェ(せんだいメディアテーク内) | 990円 |
| 瑞鳳殿拝観料 | 460円 |
| 夕飯(イタリアン) | 2,860円 |
| お土産 | 2,469円 |
| ランチ(お粥) | 850円 |

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