去年、ふるさと納税で5万円分を無駄にした
ふるさと納税は2020年から続けていて、今年で7年目になります。
制度の仕組みも、返礼品の選び方も、それなりに分かっているつもりでした。
だから今年の5月に住民税の決定通知書が手元に届いて、「…あれ?寄付金控除の額がなんか少ない」となり
去年、上限額を5万円ほど超えて寄付していたと気づいたときは、ちょっと落ち込みました。
(自治体に寄付できたなんて、私エライ!と思うことにしましたが ^^;)
原因は、医療費控除を計算に入れていなかったことです。
インプラント治療で、思いがけず医療費控除の対象に
2025年から歯のインプラント治療を始めました。
治療は年をまたいで今年も続いていて、費用も段階ごとに支払っています。
インプラント治療はトータル80〜90万円くらいになるのですが、去年1年で支払った医療費は、およそ30万円。
医療費控除は、支払った医療費から10万円を差し引いた額が対象になるため、控除額は約20万円になりました。
ちなみにこのとき初めてマイナポータルからe-Taxに入り、確定申告をしたのですが、これが想像以上に簡単でした。マイナ保険証を使っていると医療費のデータが自動で連携されるので、領収書を集めて手動入力するのは自費診療であるインプラント治療分だけ。
計算する手間がほとんどありません。確定申告のハードルが下がったことは、素直に驚きました。
ただ、問題はその前段階にありました。
去年の時点では、自分が医療費控除を受けることになるとは思っていなかったのです。
なぜ医療費控除でふるさと納税の上限額が下がるのか
ここを整理しておきます。
ふるさと納税の控除上限額は、その年の課税所得をもとに決まります。
所得が高いほど上限額も上がる仕組みです。
医療費控除は所得控除のひとつなので、これを受けると課税所得が下がります。
課税所得が下がるということは、ふるさと納税の控除上限額も連動して下がるのです。
医療費控除を受けること自体は当然プラスです。
ただ、ふるさと納税の上限額が想定より低くなるため、その分を超えて寄付していると、超過分は単なる自己負担になってしまいます。
私の場合、20万円の医療費控除によって上限額が下がり、結果的に5万円ほど超過していました。
※控除上限額は年収や家族構成、他の控除の有無によっても変わります。
正確な金額は各ポータルサイトのシミュレーターや、お住まいの自治体・税務署でご確認ください。
今年は「年末まで枠を残す」作戦に
この失敗を踏まえて、今年は寄付のやり方を変えることにしました。
楽天ふるさと納税の詳細シミュレーションで、医療費控除の予想額をいくつか入れて試してみたところ、控除上限額が2〜3万円ほど変動することが分かりました。
医療費が確定していない今の段階で上限ぎりぎりまで寄付するのは、去年と同じ失敗を繰り返すことになります。
そこで今年は、こう決めました。
- 夏の時点では、確実に欲しいものだけを寄付する
- インプラント治療の進捗と、今年の医療費の見通しが立つのを待つ
- 11月〜12月に医療費の総額が見えてきたら、残りの分を寄付する
インプラント治療が終わるまで今年の医療費がいくらになるかは、見えてこない。
だったら、確定してから最後の調整をすればいい。そう考えました。
今年確実に欲しいと思い、すでに寄付を済ませたのは下記の2品です。
今年選んだもの(その1):甲府市の18金ピアス
寄付額:84,000円/山梨県甲府市
<甲府ジュエリー> ピアス K18 イエローゴールド クロッシングタイプ
選んだ理由は2つあります。
ひとつはデザインです。
シンプルで上品なクロッシングタイプで、どんな服にも合わせやすそう。これは日常的に使えると思えました。
もうひとつは、資産としての側面です。
石のついていない18金の地金アクセサリーなので、仮に使わなくなったとしても、金としての価値が残ります。
正直なところ、金相場の先行きは私には分かりません。
ただ、今の私の資産は現金・株式・投資信託が中心で、今後は個人向け国債も検討しているところです。
そこに少し性質の違うものが加わってもいいのではないか、という感覚がありました。
投資として金を買うというより、身につけられるものが、たまたま資産性も持っている。
その二重性が気に入っています。
今年選んだもの(その2):燕市の防水ヘッドケア機
寄付額:48,000円/新潟県燕市
ツインバード 防水ヘッドケア機 パールホワイト (TB-G001JPPW)
きっかけは、少し前に行ったドライヘッドスパでした。
「頭ん坊」というお店で施術を受けたのですが、なんとも言えぬ気持ちよさ。
途中から爆睡してしまい、起きたら頭がスッキリしていました。
ただ施術後に言われたのが、「頭皮がかなり硬いですね」という一言。
頭皮と顔の皮膚は、当然ながら生え際で切れているわけではなく、繋がっていますよね。
頭皮が硬いと顔がたるむ、という話もよく見かけます(ただ、どうやらこれについては因果関係を明確に示した研究があるわけではなく、断定はできないようです)
ひとつはっきりしているのは、頭皮をほぐすと血流が良くなるということ。
そして何より、あの施術の心地よさです。
定期的にお店へ通うのは費用も時間もかかりますが、家で近いことができるなら試してみたい。
そう思って選びました。
残りの枠は、楽天トラベルクーポンで調整予定
この2つで、寄付額は132,000円。
残りの枠は、医療費が見えてくる年末に調整します。
調整用に考えているのが、楽天トラベルクーポンです。
金額の刻みが細かく、端数の調整に使いやすいのが理由です。
実は去年も使っていて、静岡県熱海市に15万円寄付して45,000円分のクーポンをいただきました。
そのクーポンで泊まったのが「グランバッハ熱海クレッシェンド」です。
(このお宿の宿泊記もいつか記事にしたい素敵なホテルです!)
クーポンには有効期限や対象施設の条件があるので、そのあたりは実際に取得したときにまた改めて記事にまとめようと思います。
2026年は「2つの締切」が逆方向に働く
ただ、年末まで待つことにはリスクもあります。
2026年10月から、ふるさと納税の制度が変わるためです。
2026年10月から、返礼品の「地場産品基準」が厳格化されます。
製品や加工品について、価格に基づいて算出した付加価値の過半が自治体の区域内で生じていることが要件となり、事業者はそれを証明する必要が出てきます。
つまり、地域とのつながりが薄い返礼品は、姿を消すことになります。
私が今回選んだ2品は、どちらも加工品です。
甲府市は宝飾、燕市は金属加工と、いずれも地場産業としての実績がはっきりしているので影響は考えにくいのですが、10月以降も同じ商品が同じ寄付額で残っている保証はありません。
一方、楽天トラベルクーポンはその自治体の対象施設でしか使えない仕組みなので、地域との結びつきは明確です。
こちらは影響を受けにくいだろうと考えています。
つまり今年は、二つの締切が逆方向に働きます。
- 医療費控除の確定を待つ → 年末まで枠を残したい
- 制度改正を避ける → 9月末までに寄付を済ませたい
そこで私は、こう分けることにしました。
確実に欲しいものは先に、調整用の枠は後に。
ピアスとヘッドケア機を夏のうちに申し込んだのは、そういう判断もあってのことです。
まとめ:医療費控除がありそうな年は、急いで寄付しない
去年の失敗から学んだことは、シンプルです。
その年に医療費が10万円を超えそうなら、ふるさと納税は年末まで枠を残しておく。
高額な歯科治療・手術・出産など、まとまった医療費が発生する年は誰にでもあります。
そういう年は、上限額が想定より下がることを前提に動いたほうが安全です。
ただし2026年に限っては、10月の制度改正がありますので
欲しいものが決まっているなら9月末までに、金額調整用の枠は年末に。
この二段構えが、今年の正解ではないかと思っています。
7年もふるさと納税やっていてお恥ずかしい限りなのですが、同じような状況の方の参考になれば嬉しいです。
返礼品が届いたら、それぞれ実際に使った感想も書く予定です。
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