北海道でのひとり温泉旅。
今回宿泊したのは、定山渓温泉にある温泉旅館「旅籠屋 定山渓商店」。
公式ホームページから、ひとり旅もウェルカムな感じがしたのと、夕飯に焼肉が食べられるという珍しさから選びました。
この記事では、実際に泊まってみて感じたことを中心に、お部屋の居心地、温泉の雰囲気、夕朝食の過ごし方などを写真とともに紹介します。
これから北海道でひとり温泉旅を考えている方の参考になれば嬉しいです。
外観・フロント・売店


事前予約しておいた無料の送迎バスに乗せていただき「旅籠屋 定山渓商店」に到着したのは18時ごろ。
公式サイトによると、もともと札幌市の保養所だったものをリノベしたそうで、築47年。
外観にその歴史を感じるものの、中は綺麗にリノベーションされていました。

フロントでのチェックインはとてもスムーズ。
帰りの送迎バスは満席で予約が取れず、自力で帰る予定であることを伝えたところ、バスの時刻表のコピーなどをくださる心遣いもありがたかったです。
それと、チェックイン時に、今回の宿泊料精算用のQRコードをいただきました。
この後追加で買う飲み物や食事などは一旦部屋付けにできて、宿泊料と合わせて、翌朝このQRコードを使ってクレカ支払いができるとのこと。
実際、翌日これを使って精算したのですが、チェックアウトの待ち時間がなくなって、とても便利でした。

フロント付近はこんな感じで、パソコンや、色んなボードゲームが置いてありました。
複数人で来た時は、お酒を飲みながらボードゲームで盛り上がるのも良さそうです。

またフロントでアメニティが必要か聞かれるのですが、不要と答えるとガチャガチャを回せるコインをいただけました。
アメニティ不要と答えても、タオル類やシャンプー・コンディショナー・ボディーソープ・ドライヤーはお部屋や大浴場に備え付けてくれているので、ないものといったら、歯ブラシ・カミソリくらいでしょうか。
私はこのガチャガチャで、翌日近隣のお店で使える1,000円クーポン券をゲットできたので、歯ブラシなどは家から持参して、ぜひガチャガチャを回してみてください。


ガチャガチャのそばでは、Tシャツやタオル・サウナマットなどのオリジナルグッズも売っていました。






フロントの横には売店があって、温泉まんじゅうのようなお菓子のほか、日本酒のアテにできそうな缶詰や・石鹸・小物類がありました。24時間営業だそうです。
ドリンクカウンター|好きなものを好きな時に


ドリンクカウンターも24時間営業。いろんなお酒が楽しめます。
1ショット54mlと少なめなので、飲み比べにぴったりです。
フードもここで頼めますが、フードの方はラストオーダーが21:30とのこと。それ以降は売店でおつまみを買うのが良さそう。


ちなみに私は夕飯が待ちきれず、日本酒1杯と、ローストビーフ・茄子の1本漬けを注文して、お部屋に持ち込んで食べました。もちろん共用部で食べても良いそうです。食べ終わった後の食器類は、ドリンクカウンターの横に下げ台があるので、そこに返せばOK。

それと、チェックイン時にウェルカムドリンクとウェルカムスイーツの引換券をいただけるのですが、これもドリンクカウンターで交換してもらえます。
ドリンクは、コーヒー・日本酒・黒豆茶の3種類から選択できました。画像は黒豆茶。スイーツの方は「日本酒のパンナコッタ」1択だったのですが、日本酒の香りがしっかりして、とても美味しかったです。

ちなみに公式ホームページにも出ている「輝くメンチカツ」は完売しており食べられず…
食べたい方は、無料の送迎バスではなく、別の方法で早めに宿に着いてチェックインして、スタンバイすることをお勧めします。
客室|ひとり旅でも大きすぎない和室
「旅籠屋 定山渓商店」では女性のひとり旅専用に「ハタゴノナカ」というカプセルルーム的なお部屋もあるのですが
今回は誰にも気を遣わずに過ごしたいと思い、和室をチョイス。

公式サイトによると和室は「1〜4名用」とのことで最大4名で利用ができるようでしたが、1名でも寂しくない大きさでした。
築47年のリノベ物件なので古さは感じますが、清潔感のあるお部屋。備品も最低限ですが、必要なものはきちんと揃っていて、余計な装飾がない分、落ち着きました。
お布団はお部屋の端に積んでくださっているので、自分の好きなタイミングで、自分でセットするスタイル。
テレビは、YouTubeなども見られるインターネット接続型のTVで、本当に自分の好きなように過ごせるお部屋でした。


玄関脇に洗面台。タオルと歯磨き用のコップ、ハンドソープを備え付けてくれています。
(ちょっと暗いので、お化粧はしにくいかも)

トイレはこんな感じ。古さは感じるけれど、清掃は行き届いています。


お部屋の棚には、グラスとお猪口。
棚の下には冷蔵庫があり、ミネラルウォーターが1本入っていました。
湯沸かしポットはないです。
お水は足りなくなったら、売店か、大浴場横の自販機で買えますが、絶対1本じゃ足りない人は定山渓に来る前にコンビニとかで買っておいてもいいかもしれません(私はそうしました)

クローゼットには、大浴場で使うためのバスタオル・ボディタオルと部屋着、ドライヤーがありました。
ちなみに大浴場のドライヤーも、お部屋にあるドライヤーと全く同じでした。

部屋着はセパレートタイプ。浴衣と違ってはだけなくて良いですよね。この部屋着で館内に出られます。
なお、靴下はないので、館内用に靴下を持って行っておくと安心です(売店で靴下も売っていますが)
温泉|体がほどけるひととき

※中の写真はありませんので、大浴場の雰囲気は公式サイトなどでお調べください
荷物を置いて、ほっと一息ついた後は、早速温泉へ。
時間帯が良かったのか、利用者は少なめで、ひとりで湯船に浸かりながら、いろいろなことに思いを馳せるのは贅沢な時間でした。
ちなみに大浴場には、室内風呂のほか、サウナと露天風呂がありました。
サウナは苦手なので入らなかったのですが、露天風呂は、外気の冷たさと温泉の温かさのコントラストがとても良かったです。
夕食|焼肉と日本酒で、ひとり旅の夜を楽しむ
夕食は館内の食事処で、お待ちかねの焼肉を。
「ひとり焼肉」というと少しハードルが高く感じるかもしれませんが、背の高いソファーで1〜2名が横並びに座れるカウンター席に案内していただき、周囲を気にせず楽しむことができました。

食事は「六段」というコース。重箱6段に色んなお肉が入っています。なお、旅館の予約時には「七段」という一つ上のランクのメニューも選ぶことができました。

「6段」なのに5段分しか写真がなくてすみません。1段分写真を撮り忘れました…
(撮り忘れたのは、5段目の「ネギまみれ」)
ちなみに、右下の写真はデザートで、温かいお茶と杏仁豆腐をいただけました。

それと、館内にチラシが置いてあって気になっていた「肉引き」にも挑戦しました。

夕飯の会場で、追加で880円支払うとでガラガラ(くじ引き)を1回引くことができます。
(支払いは部屋付けになるので、翌日精算します)
私はいちばん下の白い玉が出たのですが、それで出てきたのがこちら。

ハラミと何か(忘れてしまいました…)とシイタケ。「6段」のコースで結構お腹いっぱいだったので、ボリューム的にもちょうど良かったですし、880円とは思えぬクオリティのお肉で、やって良かったです。
朝食|何もしない贅沢を満喫した翌朝のカレー
お肉とお酒と温泉を満喫した翌朝は、ゆっくり起床して、もう一度温泉に入って、体も温まったところでのんびり朝食へ。
朝食はカレーか雑炊から選択することができ、私はカレーをいただきました。

昨日の夕飯と同じ場所でいただきます。席は夕飯の時と違って自由でした。
サラダや漬物類はセルフサービス。サラダ・漬物(柴漬けと福神漬けがありました)、それと北海道らしくふかし芋がありました。バターとイカの塩辛も置いてあり、ふかし芋と一緒に食べるとこれがまた美味しい!
味噌汁はアサリの味噌汁で、磯の香りに癒されます。
そしてカレーは「肉屋のカレー」というだけあって塊のお肉がゴロゴロ。日本風のビーフカレーでとても美味しかったです。雑炊の方も気になりましたが、見ているとカレーを選んでいる人の方が多そうでした。でも次回宿泊する際は、雑炊をいただいてみたいところです。


朝食会場の手前、ドリンクカウンターのあたりには、セルフサービスでコーヒーとお茶といただけるようになっていました。
朝はコーヒー派なので、ありがたく食後のコーヒーをいただいて、部屋に持ち帰って、昨日コンビニで買っておいたおやつとともにいただきました。

お部屋でコーヒーをいただきながら、昨日チェックインの時に受け取ったQRコードを使って、宿泊料や追加でいただいたものなどの支払いも済ませ、名残惜しいですがチェックアウトの準備をしました。
ひとり旅で泊まって感じた「旅籠屋 定山渓商店」の良かったところ
実際に宿泊して感じた「旅籠屋 定山渓商店」の良かったところをまとめると
- ひとりでも気を遣わずに過ごせる雰囲気
- 客室・温泉ともに、シンプルで落ち着いている
- 食事の時間もひとりに配慮された空間づくり
- 全体的に「放っておいてくれる優しさ」がある
- なのに「あったら嬉しいもの」はちゃんと用意されている
ひとり温泉旅を考えている人には、おすすめの温泉旅館だと感じました。
まとめ|ひとりで”何もしない贅沢”を味わいたい人へ
「旅籠屋 定山渓温泉」は、ひとり旅でも人目を気にせずすごせる温泉旅館でした。
観光を詰め込む旅ではなく「温泉に入って、美味しいものを食べて飲んで、好きなように静かに過ごす」。
そんなシンプルな旅をしたい人にはぴったりの一軒です。
普段の慌ただしさから離れて、自分の時間を取り戻す、癒しのひとときになりました。
タイムライン形式で紹介している今回の北海道ひとり温泉旅の記事とあわせて、宿選びの参考になれば嬉しいです。
おまけ|「旅籠屋 定山渓商店」に持参すると便利だと感じたもの
- マイ歯ブラシ(アメニティをもらわない代わりにガチャガチャが引けるので)
- お気に入りのスキンケアグッズ
- 靴下(館内用)
- 本(お酒やお茶を飲みながら本を読んでのんびり過ごすのも良いと思いました)
- 旅行用の湯沸かしポット&お気に入りのお茶のティーバック
(お部屋に備え付けのポットがないので、温かいものを飲むのにあると便利でした)

ちなみに私はこれを持参して行きました。

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